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こんばんは。

今年も驚くほど、暑い。

ジャックピアソンの撮ったスイカの写真がどうにもエロくって

わざと音を立てて、手指から水滴を滴らせて、それをむさぼるように食べてみる。

あと1ヶ月したらまたひとつ歳をとる。

「死」という名の「生の完成」が近づいてくる。

毎年、毎年、どんな風に夏を形容してきたのだろ、わたし。

 

深呼吸をして思ってみる。

悔しいくらいにどこにも行けなくて、

愛おしいほど、どこかからきみが、あなたがやってくる季節。

心だけはどこにでも行けて

恋の数だけ星がよく見えるようになったと錯覚をする。

 

 

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夏が来る前に出会ったら

秋が来る頃にはさようなら

そんな風にして生きてきた

切なさを吸い込んだ体がこんなにも愛おしい

 

隣で眠る君の生の匂いと少し汗ばんだベッドと布団

空には分厚い雲がかかってわたしはなんだか泣きそうでした。

 

朝、きのうの夜にきみがクシャクシャに乾かした髪が

起きたらストン、と落ち着いてしまっていたのでわたしは少し泣きました。

 

月には水の痕跡があって

けれどもわたしにはなんにもない

きみには水の存在があって

けれどもわたしは見るからに空っぽだ

きみが柔らかく噛んだ肌に

ひっそりと痛みがうずくまっているだけ。

 

 

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抱きしめると君はわたしのものではないと

心から分かってしまうから

わたしはなんだか安心に似た気持ちを覚えます

 

どんな風に生きてきたんだろうって

そんなことも知らないで見つめてくれてありがとう

そんなバカみたいな正直さで優しくしてくれてありがとう

その目だけが生きているきみの本当だ